会社案内映像(企業VP)を作りたい!何から始めるの?どんな内容にしたら良いの?

 
こんにちは。
アド広研 映像技術部です。

今回の記事では、前回紹介した「会社案内映像(企業VP)」について実際に制作する際のフローと
注意点について紹介していきたいと思います。

会社案内映像(企業VP)を制作したい!何から始めれば良いの?


 

映像制作は、「構成台本」と呼ばれる映像のストーリーを作成するところから作業が始まります。「構成台本」を作成するにあたり、会社案内映像の場合は大きく分けて2つのケースがあります。
 

1つは、全くのゼロ状態から会社案内映像を新しく制作していくケース。
もう1つは、既に会社案内映像が存在しておりリニューアルが目的となるケースです。
 

前者の場合、自社の沿革や事業内容、強みなど細かく整理してストーリーを構築していく必要があります。後者の場合、既存の会社案内映像のナレーションを書き起こし、何を削除して何を追加するかを吟味する必要があります。
 

どちらのケースも、大切なことは「構成台本」をしっかりと作り込む事です。「構成台本」の作り込みが甘いと、認識のズレが発生する可能性が高くなります。

     

  • 「このナレーションのところに、この映像が来るのはおかしい」
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  • 「撮って欲しい映像はこの部分ではなく、反対側の部分だった」
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  • 「この映像を差し込む予定だったのに撮影できない状態になってしまった」などなど。
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「構成台本」がしっかり作り込まれていれば、制作者・依頼者双方の内容理解もスムーズに行えるため、上記のような事故の防止にもつながります。まずは、構成台本をしっかりと作り込む事が、より良い会社案内映像を制作するための第一歩です。

会社案内映像(企業VP)はどんな内容にしたら良いの?


 

前回ご紹介した通り、会社案内映像(企業VP)は「社外の人に会社を知ってもらうための映像」です。自社の沿革や事業内容、事業規模、拠点、他社にはない強みなど。会社内部の人間であれば、当然知っているような基本的な情報でも社外の人には「へぇ、そうだったのか!」となる場合もあります。社外へアピールできるポイントは余すところなく紹介していきましょう。
 

スタンダードな会社案内映像では、①事業内容&沿革 ②サービスや製品紹介&他社にはない強み ③事業規模や今後の展望 というような3パートの構成がよく見られます。もちろん、この3パート構成が絶対に良い、というわけではありません。会社や業界の雰囲気、事業の内容によって構成は大きく変わります。
 

これらの構成の中で最も見所となるのは、やはり ②サービスや製品紹介&他社にはない強み の部分です。では、製造業を例に考えてみましょう。
 

    例)製造業の見所
    Ⅰ.自社製品のラインナップ
    Ⅱ.それぞれの製品を製造している様子
    Ⅲ.他社にはない機械が稼働している様子
    Ⅳ.製品の品質および検品の様子

 

上記の項目は、是非とも映像の中に盛り込みたいポイントになります。盛り込みたい理由としては、言わずもがなだとは思います。
豊富な製品ラインナップも、実際の製造環境も、他社にはない機械も、品質や管理体制も社外の人が見た時に良い印象を与えられるポイントです。
 

製造業に限らず、内容において最も大切なパートは「サービスや製品紹介&他社にはない強み」の部分になります。「構成台本」を作成する際に、どんな内容にしたらいいか迷ったときは、3パートの構成(①事業内容&沿革 ②サービスや製品紹介&他社にはない強み ③事業規模や今後の展望)と「サービスや製品紹介&他社にはない強み」の部分にボリュームを持たせることを意識しましょう。

会社案内映像(企業VP)制作の注意点


 

「構成台本」の作成も順調に進んで、いざ撮影!の前に・・・制作する上で注意したい点があります。それは“詰め込みすぎない事”です。先ほど「社外へアピールできるポイントは余すところなく紹介していきましょう。」と言っておきながらどう言うことかと思う人もいるかもしれませんが、これにはちゃんとした理由があります。
 

まず1つ目の理由は、人の集中力と映像の長さの関係性です。「弊社の会社案内映像になります。ご覧ください。」と言われて20分の映像を見せられたら、どう思いますか?クオリティの高い、短編映画のような会社案内映像であれば、集中して見るかもしれませんが、大抵の人は「長い」「面白くない」と感じてしまうと思います。
 

このように「長い」映像は、見る人にネガティブな印象を与えてしまいます。人の集中力が持続する映像の長さは、約5分〜8分ほどだと考えられています。どうしても短くできない場合でも10分以内を目指すのが無難と言えるでしょう。
 

 

もう1つの理由は、「構成台本」の整合性です。
 

基本的な「構成台本」は3パートの構成(①事業内容&沿革 ②サービスや製品紹介&他社にはない強み ③事業規模や今後の展望)だと説明しました。この順序でストーリーが進んでいくわけですが、追加情報や、枝分かれする情報が多くなりすぎてそれぞれのパートのボリュームが大きくなりすぎる事があります。
 

そうなってしまうとストーリーの整合性が失われてしまったり、話の内容が行ったり来たりして理解しにくい映像になってしまいます。
 

  • 製品の説明をしていたと思ったら、その製品の製造環境や品質、シェアなどの情報へと繋がり、気づけば製品の特徴の話が戻っている。
  • 沿革の部分で、世界の拠点や事業の拡大、顧客ニーズについて話をしたのに今後の展望の部分で同じ内容を盛り込んでいる。
  • ナレーションで一切触れていないのに、唐突に情報のテロップだけを数秒だけ表示する。 など

 

派生する情報を入れすぎると、知らず知らずの内に話の流れがごちゃごちゃになってしまうということになります。このように、あれも!これも!とふんだんに情報を盛り込む事も良いですが、本当に必要な情報と口頭による補足説明で伝える情報を分けることで、すっきりとした、より効果的な会社案内映像を制作する事が可能になります。

まとめ

前回と今回のお話を要約すると以下の通りです。
 

  • 会社案内映像(企業VP)=「社外の人に会社を知ってもらうための映像」
  • 会社案内映像は「“より気軽に”“より詳しく”“より正確に”」会社を知ってもらうため
    そしてさまざまな場面で使用するために制作する
  • 最初に構成台本をしっかりと作り込む事が、より良い会社案内映像を制作するための第一歩
  • 「構成台本」を作成する時の基本は3パートの構成
    (①事業内容&沿革 ②サービスや製品紹介&他社にはない強み ③事業規模や今後の展望)
  • 「サービスや製品紹介&他社にはない強み」の部分にボリュームを持たせることを意識
  • 内容の“詰め込みすぎ”に注意。本当に必要な情報と、口頭による補足説明で伝える情報を分ける。

会社案内映像の制作、リニューアルを考えている方のお役に立てれば幸いです。
次回は、「リクルート映像」について詳しく説明したいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

アド広研 映像技術部