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リクルート映像って何? 会社案内映像と何が違うの?

#企業ブランディング#会社案内映像#映像の効果#採用活動#人材の確保

 
こんにちは。
アド広研 映像技術部です。
 

高校生や大学生の就職活動が始まる季節には、企業各社も採用活動に注力するかと思います。昨今の就職活動に必要なものは、履歴書作成や面接だけではありません。学生たちは、企業研究や説明会、セミナー、OB訪問などを行い、何ヶ月も前から準備をしています。もちろん、企業各社も良い人材を確保するために何ヶ月も前から準備をされていることでしょう。

 
就職活動と同様に、採用活動も多様化が進んでおり、中でも学生に向けた企業PRの方法は大きく変化しています。今回の記事では、多様化した採用活動に用いられるコンテンツ「リクルート映像」について詳しく紹介していきたいと思います。

 

リクルート映像って何?

 
そもそもリクルート映像とは何なのでしょうか?

 
「リクルート」とは、日本語で「求人・人材募集」という意味です。すなわち「リクルート映像」とは「人材募集や採用活動のため」の映像です。

 
会社案内映像よりも目的が明確な名前なので、イメージはしやすいかと思います。就職説明会で上映したり、リクルートサイトで公開したり、あるいは学校などの教育機関に配布することで自社への興味を持ってもらうことが目的となります。

 
どの企業も「良い人材を確保したい」と考えるのは当然です。だとしたら、就職希望者が多い方が「より良い人材」と出会える可能性は高くなるはずです。そのためには、まず自社を知ってもらう、興味を持ってもらう、応募してもらうことが必要です。

 
「リクルート映像」は、多様化した昨今の採用活動ではコンスタントに用いられる手法です。「リクルート映像」を制作する際は、学生などの求職者が企業のどんな情報を求めているかを理解し、それを映像で魅力的に伝えることが大切になります。

 

リクルート映像と会社案内映像って何が違うの?

 
前述の通り、リクルート映像 =「人材募集や採用活動のために自社を知ってもらう映像」です。以前の記事を読んだ方ならピンと来るかもしれませんが、会社案内映像(企業VP)=「社外の人に会社を知ってもらうための映像」と説明しました。

 
この2種類の映像は一体何が違うの?どちらも「自分の会社を知ってもらうための映像」だとしたら既に制作した会社案内映像で良いのでは?と、考える方もいらっしゃると思います。

 
しかし、リクルート映像には会社案内映像と決定的に違う点があります。それは、視聴者が確実に「学生(求職者)」という点が違うのです。リクルート映像 =「人材募集や採用活動のために」自社を知ってもらう映像なのです。

 
会社案内映像は、社外の人に“より気軽に”“より詳しく”“より正確に”会社を知ってもらうために作りますがリクルート映像は、学生(求職者)に“より気軽に”“より魅力的に”会社を知ってもらうために作ります。

 
「製品の豊富なラインナップ」「各拠点間の連携のスムーズさ」よりも(もちろんそのような情報も重要ですが)「職場環境」「教育体制」「福利厚生」なのです。根本的に映像の中に必要な情報が違うのです。

 
同じように一言で「会社を知ってもらうための映像」とは言うものの、会社案内映像とリクルート映像では、構成や必要な映像が大きく異なります。映像の特徴を正しく理解し、“より気軽に”“より魅力的に”会社を知ってもらい、より良い人材を確保するためにリクルート映像を制作してみましょう。

 

まとめ

お話を要約すると以下の通りです。

  • リクルート映像 =「人材募集や採用活動のために自社を知ってもらう映像」
  • 「良い人材を確保」することができる可能性が高くなるコンテンツ
  • 会社案内映像とは根本的に映像の特徴が違っている
  • “より気軽に”“より魅力的に”会社を知ってもらうことが大切

リクルート映像の制作、リニューアルを考えている方のお役に立てれば幸いです。

次回は、「リクルート映像を実際に作る際の注意点」について詳しく説明したいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

アド広研 映像技術部