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2つの視点から見る、重要なドメイン

#Web#ネットワーク#マーケティング#コンテンツ#企業戦略#ドメイン#ターゲット

 

 
こんにちは、ADKOHKEN Web事業部です。
Web事業部では日々、Webサイト制作をはじめとする
インターネット上の様々な広告・広報展開に携わっています。
 
 
Webサイト制作を業務の一つとするWeb事業部において、最も身近なキーワードでもある “ドメイン“。
それはインターネット上の住所のようなもので、Webサイトを公開する上で欠かすことができません。
 
 ADKOHKEN の場合は、adkohken.co.jp
 
インターネット上の広い世界で、そのサイトがどこにあるかの場所を指し示すIPアドレス
いわば緯度経度の役割に近く、32bit(2進数32桁)の数値で、8桁の2進数を4つ並べた形をしています。
※ 一般的には、10進数に直してピリオドで区切り表示
 
これを住所のように分かりやすく文字列にしたものが “ドメイン” です。
Webサイトを示すURLの一部に使われ、今ではほとんどの方になじみ深いものになっています。

IPアドレスは、数字とピリオド(.)でできているため、人が見てもそれがWebサイトなのかも分かりません
対して、”ドメイン” は、その文字列でどのような内容のサイトなのか分かりやすく表現することもできますし、数字だけより断然、覚えやすいという特長を持っています。
 

まずはWebサイト制作に密接に関わる、一つ目のドメイン (独自ドメイン)” をご紹介したいと思います。
 

独自ドメイン

Webサイトを指し示す “ドメイン” の文字列は、好きに決めて取得することが可能です。
基本的には、ドメイン登録サービスを利用して登録を行います。
既存のものは取得できず1つとして同じものは存在しません

ですから、ちまたで横行する迷惑メールなども、その送り先のドメインを簡単にチェックできる場合は
真偽の判断の指標に使う、なんてことも可能です。
※ ただし、このケースに当てはまらないこともありますので、十分ご注意を!
 

独自ドメインを取得するメリットとして、

1. 企業名やサービス名を表現することが可能

文字列を自由に決められるため、企業名、サービス名、事業カテゴリーやその一部を伝えることができ、ブランディングの一助となります。

2. 信頼性が高まる

重複することがないため、その組織を判別することにつながります。
特に「co.jp」は厳格で、日本国内に登記のある組織でしか取得できないため、これを自社のドメインとして使っている会社は、日本の法人であることの証明になります。

3. サービス終了の影響を受けない

例えば Instagram のようなサービスでは
https://www.instagram.com/〇〇(ユーザーネーム) のURLからも分かるようにサービスドメイン内でのコンテンツ作りが行われているため、Instagram のサービスが終了すると、残念ながら今まで使用していたURLでコンテンツを表示することができません。
※ その場合の多くは、コンテンツ自体を失います。

などが挙げられます。

また、サービス・設定にもよりますが、このドメインを使ったメールアドレスを使用することが可能です。
 

では、実際にどのように文字列を決めれば良いでしょうか?
 

独自ドメインの決め方

使用できる文字は、半角英数字(A~Z、0~9)半角のハイフン”-“
登録できる文字数は、3文字以上63文字以下です。

大文字・小文字の区別はありません。
※ 英数字ドメイン名の場合。大文字が認識されない場合もあり、小文字にしておく方が無難。
※ 日本語や “・(中点)” を1文字でも含む場合は “日本語ドメイン名”となる。
 ”日本語ドメイン名” は、サービスの提供範囲やソフトウェアの対応に影響を受ける場合あり。

 

一般的には 手入力の場合を考えて、短い方が好まれています。
もし選ぶのに迷ったら、トップレベルドメイン(TLD)がおすすめです。
 
 

■ 世界共通で利用される一般トップレベルドメイン(gTLD)

 

.com 商用サービスを対象として作られたドメイン。現在は「どっと混む」になぞらえて、サービスやブランドの紹介サイト、キャンペーンサイト、個人サイトなどに利用。世界的に人気。
.net ネットワークを意味するドメイン。
.org 非営利団体を象徴するドメイン。
.info 情報サービスに利用されるドメイン。
.biz ビジネスを対象としたドメイン。商用利用にのみ使用が可能。
.mobi モバイルサイトを象徴するドメイン。モバイル端末の閲覧に最適化されている必要あり。

 
この他、.tokyo があり、東京に店鋪がある企業や東京に関連する情報発信サイトに最適なドメインとして使用されます。
 
 

■ 国や地域を割り当てた国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)

 
【汎用JPドメイン】
 

.jp 日本国内に住所を持つ組織・個人・団体が取得可能です。

 
【属性型JPドメイン】
“.jp” で終わるドメインのうち、機関や組織を表したドメイン。
 

.co.jp 株式会社、有限会社、合同会社、合名会社、合資会社など 法人のみ
.or.jp 社団法人、財団法人、医療法人、社会福祉法人、宗教法人、特定非営利活動法人など 法人のみ
.ne.jp ネットワークサービス提供者 個人/法人
.gr.jp 2名以上の個人による任意団体、2つ以上の法人による任意団体(グループ) 個人/法人
.ac.jp 学校法人・大学・短期大学・職業訓練校・職業訓練法人など 法人のみ
.ed.jp 保育所・幼稚園・小学校・中学校・高等学校など 法人のみ
.go.jp 独立行政法人、特殊法人、政府機関(組織機構図に含まれる機関) 法人のみ

 
なお、1つの組織が登録できるドメイン名は1つの種別につき1ドメインのみです。
1つの組織で異なる種別のドメインを取得することは可能。
 
 
トップレベルドメイン(TLD)以外にも、魅力的なドメインがたくさんあります。
.golf.tech.game.pizza.tickets.win など
 

手続きや設定には専門知識が必要となる場合が多いため、
取得でお困りの際は ADKOHKEN にご相談ください。
素敵な文字列で、ビジネスを盛り上げましょう!
 
 
 

ビジネスで切り離せない、もう一つのドメインとは?

2つ目は、ビジネスにおいて切り離すことができない もう一つの “ドメイン“。
 
それは、企業が戦略を考えて展開する上で必要な “戦う場所” と言う意味合いでの “ドメイン” です。
事業活動の領域で、企業戦略を考える第一歩としても非常に重要です。
 

誰に、何を、どのように

 
を定義します。

例えば、商品の分野を決めるだけでなく誰に使ってほしいのかの視点もプラスして考えるということです。
 

定義するメリットとして、

1. 意思決定を明確にできる

2. 経営資源を集中できる

3. 組織を一体化できる

などが挙げられ、企業の力を一点に集中することに役立ちます。
 
同業他社との違いを明確にすることで、広い範囲の競合との競争を減らせたり
社員の力を無駄に分散させずに済むなどが期待できます。
 
 
実際にこれをWeb上の広報や広告活動に落とし込んだ場合、
上記を意識したコンテンツづくり“優秀な営業マン” を生み出すことと “=(イコール)” に近づきます。
※ 人手不足の現場において、Webサイトはしばしば “営業マン” として例えられる。
 

もちろん、本当の意味での企業ドメインや事業ドメインは組織の奥深いところで決められていることと思いますが、誰でも自由にアクセスすることのできるWebサイト上で この “ドメイン” が適切に表現されている意味は、非常に大きいように感じます。
 
 

単なる “名刺” 代わりなのか、はたまた “営業マン” に仕立て上げるのか
 

もし、後者だ!と思った場合は ADKOHKEN にご相談ください。

  誰に、何を、どのように

を一緒に表現するスタッフが ご連絡をお待ちしています。